アーバンス(Repeatable Battery for the Assessment of Neuropsychological Status (RBANS))検査は、Christopher. Randolph (1998)により開発され、全米で標準化された神経心理学検査のひとつで、簡便かつ詳細な検査として医療現場で普及してきています。

この検査は、従来、神経心理学の専門家が用いてきた多くの検査を参照し、即時記憶、遅延記憶、視空間・構成、言語、注意の各認知領域を評価します。RBANS は、全検査が約30 分で施行でき、また検査の難易度が健康な成人から中程度の認知症患者向きに設定されているという特徴があります。

松井(2009)は日本語版RBANS の作成過程と標準化データを示し、日本語版RBANS の信頼性と妥当性が十分高いことを報告してきました(松井ら、2010)。

ヤマイモエキス12週間摂取後の認知テスト結果

 
Tohdaら、Nutrients (2017) 9, 1160より改変

 

 

20歳から81歳までの健常な人に対し、服用前後の認知機能検査を無作為に2グループに分け、一方にジオスゲニンを、もう一方に偽薬を12週間に渡り、飲んでもらいました。だれにどちらを与えたかは患者にも医師にもわからないようにしておきます。その後6週間空け、ジオスゲニンと偽薬を交替して同じように12週間飲んでもらいました。
]Randolph, C. (1998).
RBANS Manual-Repeatable Battery for the Assessment of Neuropsychological Status.Texas: Psychological Corporation (Harcourt).

松井三枝 (2009).
日本語版神経心理検査RBANSの標準化研究―標準値について-、
富山大学杉谷キャンパス一般教育研究紀要, 37, 31-53.

松井三枝・笠井悠一・長崎真梨恵 (2010).
日本語版神経心理検査RBANSの信頼性と妥当性、富山大学医学会誌, 21, 31-36..認知機能検査RBANSについて